育児ノイローゼの薬って授乳中でも飲めるの!?不安や疑問にお答えします

育児をしている人なら誰もが

育児ノイローゼになりうる可能性があります

ストレスがうまく発散できなかったり

誰にも頼らず一人で頑張りすぎてしまったり

思い通りに育児ができないのは自分が未熟なせいだと

自分自身を責めてしまったり

その症状や原因は様々です

産後特有のホルモンの影響もあり

気がついたときには症状が進行し

薬による治療を選択する場合も少なくありません

しかし産後のママが薬を内服するにあたって

やはり一番気になるのは

授乳を続けられるのかどうかということではないでしょうか

私が助産師として産後のママ達と関わりながら

授乳と薬についての知識を得る機会が少ないなあと感じています

いざ薬を内服することになった時

どうすればいいのかと戸惑ったり焦ってしまうママもいます

そんな不安や疑問をなくしていくために

「授乳中でも薬って飲めるのかな」

「やっぱり授乳はやめなきゃだめかな」

と悩んでいるあなたに

私が経験したことをご紹介しながらお話したいと思います

◇”薬=授乳をあきらめる”その必要はない!?◇

「風邪薬を飲むので授乳をやめたほうがいいですか?」

「この薬は授乳に影響はありますか?」

ママたちからの質問の中でも

やはり薬に関する質問はとても多いです

育児ノイローゼの治療薬に関わらず

基本的にママが食べたり飲んだりしたものは

ほとんど母乳に移行します

でも重要なのは

その母乳を飲んだ赤ちゃんにどのような影響がどのくらい出るのか

ということです

軽い痛み止めや風邪薬など

授乳中でも飲んでも良いとされている薬が飲めるのは

母乳にその成分が移行しないからではなく

赤ちゃんの体内に入る量がごくわずかだからなんです

もちろん育児ノイローゼの治療薬の中には

赤ちゃんに何らかの影響が出てしまう可能性が高かったり

まだ安全性が確率されていないものもあります

でも授乳中であっても内服できる薬もあるので

「育児ノイローゼかもしれない・・・薬飲まなきゃダメかな

じゃあ授乳もやめなきゃ・・・」

と決め付けるのはまだ早いです

まずは本当に薬での治療が必要であるのかも含めて

自己判断せず専門家に相談してみましょう

◇治療を優先するかそれとも授乳を続けるか◇

まず今何を優先すべきであるか考えてみましょう

きっと子育てに奮闘するあなたは

「赤ちゃんが健康ですくすく育ってくれる事が一番大事!

自分のことは後回し!」

に考えてきたのではないでしょうか?

でもママが健康でいなければ

赤ちゃんの健康だって守ることはできません

育児ノイローゼの症状が進んでいて

以前は当たり前にできていた身の回りのことが

できなくなってしまっていたり

無気力で鬱々とした状態が何週間も続いているような状況であれば

まずはママの治療を優先することを考えましょう

でもそのような状況でないのであれば

授乳について自分がどうしていきたいのかを考えてみましょう

●とにかく自分の健康が第一だと考えこれを機に断乳するのか

●授乳には影響が少ないけれど弱い薬を飲んでみるのか

●薬を内服する以外の方法をもう一度検討するのか

もちろんどの道を選ぶにしても医師への相談と

夫や家族の協力は不可欠です

「思ったより効果もなかったし薬を飲むんじゃなかった」

「授乳をやめるんじゃなかった」ということにならないためにも

言われるがまま薬を内服するのではなく

自分はどうしたいのかをきちんと考え納得した上で

治療にのぞめるといいですね

◇授乳について配慮してくれる病院を探す◇

もし授乳を継続しながら

薬での治療を希望するならば

授乳中であることを配慮してくれる病院を探しましょう

以前風邪で病院を受診した際に授乳中であることを告げると

内科医師から

「もう1歳になるんでしょ!?薬を飲みたいんだったら今日中にやめなよ!

もう母乳の栄養は必要ないでしょ!」なんて無責任な言葉を言われ

どうすればいいのかわからないと相談に訪れたママがいました

授乳を経験するママなら誰もが感じることですが

母乳の役割ってとてもたくさんあって

ママとのスキンシップのひとつだったり

ぐずった時のあやし道具であったり

赤ちゃんにとっては精神安定剤だったりもします

蛇口をひねれば止められるような簡単なものではないし

ママにとっても赤ちゃんにとっても

授乳をやめるって心と身体の準備が必要なんです

こんな風に授乳について詳しくない医師がいるのも

私たちは知っておく必要があります

授乳自体がストレスでもうやめたい・・・と思っているわけではなく

できればこのまま続けていきたいと考えているならば

授乳をしながらでも治療できるよう

サポートしてくれる病院を探してみましょう

症状が出た時だけ内服できるよう頓服で処方してくれたり

まずはカウンセリングだけ受けられるよう提案してくれたりと

きっと配慮してくれるはずです

病院の方針についてホームページで確認したり

事前に電話で直接聞いてみるのも良いと思います

◇断乳は計画的に◇

産後継続的に薬を内服するからと断乳を希望され

母乳外来を訪れるママももちろんいます

その心境は様々で

「ちょうど良い機会だった」

と断乳のチャンスと前向きに捉えるママもいますが

「自分の病気のせいで子どもに申し訳ない」

と責任を感じているママもいます

赤ちゃんの月齢やどのくらい飲ませていたか

また元々いつまで飲ませたいと希望していたかなど個人差があるので

もちろんすんなり何のトラブルもなく授乳を終えるママもいます

でも中には

「赤ちゃんが泣いたときに吸わせていた母乳がなくなり

あやし方が分からなくなってしまった」

「寝かしつけがうまくいかずますます睡眠不足になって辛い」

「断乳中の赤ちゃんの大泣きに耐えられず余計に自分を責めてしまう・・・」

など断乳自体が精神的なストレスになってしまうママもいました

育児ノイローゼの治療に必要なことなのに

断乳することでますます症状が悪化してしまった・・・

なんていうことを避けるためにも

出来るだけ計画的に進めていけるといいですね

ただ症状が進んでいて

医師から「今すぐに強い薬での治療が必要だから授乳をやめるように」と

言われてしまうこともあります

早期発見早期治療!

短い治療期間・軽い治療内容で済むように

早めに医師に相談に行きましょう

◇産婦人科や助産院に行ってみよう◇

先ほども言いましたが

授乳は「今決めました!今日からやめま~す」といって

簡単にやめられるものではありません

急にやめてしまうことで

乳腺炎などのトラブルが起こる可能性もありますし

一度やめた授乳をまた再開することも

ホルモンの状態が変わるので難しいことです

そして突然何も伝えず授乳を拒否することで

「なんでおっぱいくれないの!?」と赤ちゃんはきっと戸惑います

授乳は赤ちゃんが

人との信頼関係を学ぶ方法のひとつでもあります

「まだ幼いしどうせ言っても分からないだろう」ではなく

なぜ授乳をやめなければいけないのか

赤ちゃん自身も準備ができるように

きちんと伝えてあげることから始めましょう

そして断乳すると決めたのであれば

ママは決して揺らがない強いハートを持ちましょう!

「ママの薬のせいでごめんね」ではなく

「ママの精神安定のためには必要なことなの」と

断乳がきっと自分たちに新しい成長をもたらしてくれるはずと

信じることが大切です

そしてより計画的にスムーズに行うためにも

信頼できる産婦人科の母乳外来や助産院へ

相談に行くことをおすすめします

断乳に対する想いを聞いてもらうだけで

モヤモヤしていた気持ちが晴れるかもしれません

◇まとめ◇

どの選択をするにしても

育児ノイローゼで悩むママにとっては

負担になってしまうかもしれません

でも育児ノイローゼの治療方法はさまざまです

内服による治療も一度薬が処方されたからといって

ずっと同じ薬を飲み続けるわけではありません

育児の環境が変わったり

子どもの成長とともに精神状態も変わり

それとともに治療方法も変わっていくはずです

その都度疑問をぶつけ

納得できる治療方法が選択できるよう

医師との信頼関係が築けるといいですね

断乳するか

授乳を継続しながら治療をしてみるのか・・・

自己判断せず相談すること!

どの方法を選んだとしても

あなたにとって前向きな第1歩となりますように

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