助産師から伝えたい!子供が出産に立ち会う際の注意点とは!?

出産中上の子を預ける場所がない

妹や弟が産まれる瞬間に立ち会わせてあげたい

生命について学ばせる機会にしたい

そういう理由から子供の立ち会い出産を望む人が

最近は増えているように感じます

新しい家族との出会いの場として

子供を立ち会わせたいと思うことは素敵なことですよね

「でも出産がトラウマになっちゃうっていう子もいるみたいだし

注意することって?準備って必要なのかな・・・?」

上の子の立ち会いを検討中で

このような疑問をお持ちのあなたに

実際はどうなのか

私の助産師としての経験から感じたことや

必要だと思うことをお伝えしたいと思います

これを読めば

注意点や事前に必要な準備が分かるので

きっと上の子にとっても出産が素敵な思い出となること

間違いなしです!

1.産院選びは重要


まず出産する場所選びはとても重要です

私が以前働いていた総合病院は

どんな場合でも

完全に上の子の立ち会いは禁止でした

マンパワー不足や病院の方針など

理由は様々ですが

風邪の流行る季節などは

上の子の面会すら禁止している施設も少なくありません

もし病院で出産を検討中であれば

子どもの立ち会いに対する考え方や

分娩中に子どもを遊ばせたり寝かせておける部屋の有無

施設内や周囲に子どもが遊べそうな場所はあるかなど

事前にチェックしてからの分娩予約をおすすめします

あとは

病院の分娩室だとどうしても器械が置いてあったり

分娩台を使っての出産となり

その環境に慣れず泣き出してしまう子もいましたよ

上の子にも妹や弟が産まれる瞬間を見せてあげたい

命の大切さを知ってもらえたら

そのような理由で立ち会いを検討されるのであれば

助産院や

思い切って自宅出産を選んでみるのもひとつの方法です

より自宅に近い環境で出産することで

上の子もリラックスすることができるし

条件が整うのであればぜひ検討してみてください

もし出産する場所をもう決めているのであれば

妊婦健診のときにでも

助産師に上の子の立会いについて相談してみてくださいね!

2.妊娠中からの準備は必須


いつもは優しくて大好きなママが発狂している!

その感情がいずれ

出産は怖いもの!とトラウマになってしまったり

ママを困らせるやつは許せない!と

下の子へ良くない感情を抱いてしまうなんて話

聞いたことありますよね

上の子が見守る出産に立ち会うたび感じますが

やはり妊娠中からの子供の準備は大切です

準備といっても

持っていくおもちゃなどの持ち物ではなく

出産に立ち会う心の準備です

例えば

妊婦健診に一緒に連れて行き

エコーを見せたり心臓の音を聞かせてあげることで

お腹の赤ちゃんの存在がより身近になるような機会を作ってみましょう

またお産に関する絵本を読み聞かせたり

産院によってはDVDを見せてくれる施設もあります

安定期に入る頃には

外の声も赤ちゃんに聞こえているので

一緒に話しかけてみたり

上の子の大好きな歌を一緒に歌ってみるのもいいですね

私の経験した中では

出産の場に赤ちゃんに聞こえるようにと

手作りの鈴を振って出産を応援しているお姉ちゃんがいたり

赤ちゃんへのお誕生祝いのおもちゃを

自ら選んで持ってきているお兄ちゃんもいました

出産は”やっと赤ちゃんに会える場所”と楽しみになるように

子供の心の準備をしてあげられるといいですね

http://kosodate119.net/syussan-koukai/

3.「この子を外に連れ出してくれ!」状態になることも覚悟して


出産の立ち会いは

大人が付き添う場合でも体力と気力のいるもの

当然子どもは飽きてます・・・

おもちゃをたくさん用意して

DVDを見せてみたり

外に連れ出して遊ばせてみたり・・・

パパがどんなに頑張っても

「まだぁ?いつ産まれるの?」

「おうち帰ろう~」の連呼・・・

ママはヒーヒー陣痛に耐えているのに

子どもって無知なだけに

ほんとに時に残酷ですよね

あまりにしつこくまだまだコールが続くので

「この子を連れて帰ってくれ!もう立ち会いはしなくていい!」と

ママが拒否し

結局誰も立ち会わなかった人もいました

または子どものことばかり気になって

お産に集中できなかったり

「余計疲れる・・・」なんて話していたママもいましたよ

お産って時間が読めないだけに

子供にとっては退屈な場となってしまうこともあります

子どもの様子を見ながら必要なら連れて帰りましょう

もしパパが立ち会いを希望するなら

他にもう一人子どものために付き添い者を用意しておくなど

臨機応変に対応できる体制を整えておくのが

ママにとっても子供にとってもベストだと思います

4.出産中の声かけも大事



出産の現場って誰もが緊張し

張り詰めた空気になることがあります

大人たちの真剣な表情を

子供はすぐに察知して余計に不安になってしまうので

「もうすぐ赤ちゃんが産まれてくるんだよ」

「赤ちゃんが産まれてきたらなんて声をかけてあげようか」など

私たち助産師は積極的に声を掛けるようにしています

「ママに頑張ってって声をかけてあげよう」

「ママにタオルを渡してあげようか」など

お産のお手伝いをさせてあげたり

もし絵本などでお産について知っていることがあれば

「絵本と一緒だね」など話しかけるのもよいと思います

そして必ず

「今は痛いけれど赤ちゃんが産まれたら痛いのはなくなるんだよ」

「ママは強いから大丈夫だよ」と

安心できる言葉もかけてあげましょう

一緒に立ち会っている保護者が

お子さんの表情を見ながら

声をかけてあげられるといいですね

5.振り返りは必ずしよう


私は出産に立ち会ったときは必ず

産婦さんとお産の振り返りをしています

出産を経験してみて疑問に感じたこともたくさんあると思うし

何より自分の出産はあれでよかったんだと

肯定してもらえることって自信にもつながります

その自信をこれから始まる育児にも

繋げてもらえればいいなと思うからです

それは子供も同じだと思います

赤ちゃんを囲みながら

家族みんなで振り返りをすることで

きっと生まれてきた赤ちゃんのことも

前向きに家族として受け入れることができると思います

「赤ちゃん上手に出てきたね」

「ママ痛かったけど今はもう大丈夫なんだよ」と

出産した今はとても幸せで

赤ちゃんが生まれてきてくれたことが心からうれしいんだと

ママやパパの表情や言葉で伝えてあげてください

たとえ子供にとって怖い経験になってしまったとしても

頑張ってそばにいてくれてありがとうと

子供のがんばった気持ちをねぎらい

抱きしめてあげましょう


「ママ痛いのもうないの?いい子いい子してあげる」

「ぼく頑張ったんだよ!」

「赤ちゃんかわいい」

出産後上の子から飛び出すそんな言葉を聞くと

私たち助産師もほっとします

「そうそう!出産って本来はこうやって家族でするものなんだよねえ」と

考えさせられる瞬間でもあります

もし上の子の立ち会いを検討されているのであれば

出来る限りの準備と体制を整えて

臨んであげてください

あなたの出産が

上の子と赤ちゃんの素敵な出会いの場になると良いですね

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