ー第1章- 育児のツラさを全く理解できなかった以前の僕

2010年の10月某日

僕は妻と結婚しました。

子供もすぐにできて、どこにでもいる普通の幸せな家族・・・

というわけにはいきませんでした

なぜなら、僕の妻は2人目の子供が生まれて間もなく

育児ノイローゼになってしまっていたからです。

なぜ育児ノイローゼになってしまったのか

その原因は間違いなく僕にあると思います

・転勤族で実家も遠く何かあった時も頼れる両親が近くにいない

・当時僕が勤めていた会社が超絶ブラックで帰宅は毎日深夜

・そんな僕の仕事に比べたら育児なんてチョロイと本気で思っていた

・家事や育児はほぼ手伝わない。やってもゴミ出しくらい。

こんな感じのまさに世の女性の敵のような過去を持つ僕です(笑)

しかも、これだけでなく『育児がツラい』なんて言う人は

母親失格だ!だったら産むな!

なんて思ってました・・・(今は断じて違いますよ!)

ですから、そんな価値観を持ったまるで独裁者のような僕は

妻の気持ちなんて一切考えていません。考えているのは自分のことばっかり。

仕事を終えて深夜に帰っていつも寝ている妻を見て『気楽でいいな~』なんて思ってました。

※不快に思った方は本当にすみません!昔の話なのでご容赦ください!

なぜ僕がこのような価値観を持っていたのかというと僕の父が大きく関わります

もちろん、いい年して親のせいにつもりは一切ありませんが僕の父は典型的な昭和の男で

『男は仕事に人生を捧げるもの』みたいな考えを持った頑固おやじですw

家事をやっているところなんて1度も見たことがありません

そんな父を持つ僕は

『男というのは仕事さえ一生懸命やればいい』

『子育ては女の仕事。子供のことは女の責任』

こう思うのは当たり前。といった価値観を持って結婚をしてしまったんです

でも、これって今の世の中デフォルトのような考えのような気がします

ここまで極端ではないにしろ、女性が子供の面倒を見るのは当たり前で

男は仕事をしっかり頑張ってお金を稼いでくるもの

男に家事育児を手伝わせる妻は悪だ

なんて風潮がなんとなくあると思いませんか?

今でこそ分かるんですがそんな独裁者の僕に文句ひとつ言わずずっと1人で子育てと

向き合っていた妻・・・。そりゃ育児ノイローゼになりますよ

それでも僕は本当に鈍感で、妻の様子がおかしいことに一切気づきませんでした。

でも、この時よりずっと前からすでに育児ノイローゼ

僕たち家族に忍び寄っていることに僕はおろか妻でさえ気付いていなかったのです。

なぜ、育児ノイローゼになっている本人がそれに気づかないか。

それは以前の僕のような価値観がまだまだこの世の中に根深く残っているせいなんです

つまり、自覚症状があったとしてもなかなか言い出せない。

『育児ノイローゼは甘え』

『育児ノイローゼになるなんて母親失格』

『育児ノイローゼかも?なんて考えれる時点でまだ大丈夫』

『誰もが通る道。そのうち治る』

世の中にはこんな考えを持った人がまだまだ沢山います

以前の僕も、当然のようにこんな考えを持っていました。

今考えると本当にとんでもない価値観です

でも、この独裁者のような価値観を180度変えてしまう出来事が起こります

~ある日の夜(午後7時くらい)~

お気楽な独裁者の僕はその日はなんとなく仕事を早く切り上げ

『たまには帰って家族サービスでもするか~!』

なんてこれまた自分勝手な理由で気まぐれに早めに帰宅して

何の気無しに『ただいま~』と家に帰ってみると・・・

僕は想像もしていなかったとんでもない光景を目の当たりにします

その光景とは・・・

-第2章- 初めて気づいた絶望と後悔 へ続く 

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